先天的に欠損した側切歯をインプラントで修復する症例報告
先天的に欠損した側切歯をインプラントで修復する症例報告
治療計画
患者は19歳の女性で、上顎両側の側切歯が先天的に欠損していました。
インプラント治療を選択し、骨量が不足していたため、インプラント埋入前に歯槽堤増大術を行いました。
外科手術と補綴処置
歯槽堤増大術から6ヶ月後、インプラントを埋入し、さらに6ヶ月間治癒期間を置きました。
仮歯を装着し、歯肉縁の位置を調整しました。
最終的な修復物を装着し、審美的に良好な結果を得ることができました。
結論
歯槽堤増大術とインプラント治療により、先天的に欠損した側切歯を機能的かつ審美的に修復できました。
適切な歯肉縁の位置を確立するために、仮歯による調整が重要でした。
著者のマーク・ハーガン博士は歯周病専門医であり、カンザス州ウィチタにあるカンザス・ペリオ＆デンタル・インプラントで活動しています。
この報告では、NobelActive 3.0 インプラントが使用され、インプラント治療が成功裏に行われたことが述べられています。治療の過程や成果に関する詳細が報告されており、患者と家族の満足度も高かったとされています。